【一条工務店】純正オプションの防犯カメラってどう? -最新パナソニック製-

 本記事では、一条工務店のオプション品であるパナソニック製の防犯カメラ(センサーカメラ)について解説したいと思います。

目次

純正の防犯カメラは使い物にならない

 一条工務店でオプション設定されていた防犯カメラは、びっくりするぐらい性能が悪いものでした。といいますか、日本製の防犯カメラはロクなものが無いといっても過言ではないかもしれません。

 2024年にもなって、なんと30万画素ですよ。。。これを売り続けること自体が私には信じられません。ハッキリ言ってお金の無駄です。

 私も相当な時間を費やして防犯カメラをリサーチしましたが、塚本無線やAnker等の社外品しか満足のいく製品が見つかりませんでした。つまり施主支給しか方法が無いのですが、設計士が非協力的であったため、最終的には調整が面倒になってしまったわけです。

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 そんな中で知ったのは、一条工務店で設定されたばかりのパナソニック製の最新防犯カメラ(正確に言うとセンサーカメラ)です。

 以前の30万画素から多少はマシになって200万画素ですが、これでも時代遅れな製品です。なぜ世界のパナソニックが、これほど日本の治安が悪くなっているにも関わらず家庭用の高性能な防犯カメラをラインナップしないのか、不思議でなりません。

(引用元:パナソニック)

 良いところと言えば、随分とスタイリッシュになったことです。家に馴染むデザインであり、素人には換気口と区別がつきません。さらにLANでの有線接続のため、一条工務店が配線工事までやってくれることです。

 2024年契約時の価格は47800円(税抜)で、工事費込みでの金額にしては悪くありません。将来的に満足できなければ、LANケーブルと電源は走っているわけなので、性能の良いカメラに交換することも容易です。

 我が家で設置したカメラはこちらです。パッと見て防犯カメラだとは分かりませんが、近くで見るとレンズが確認できます。

防犯カメラって威嚇の意味もありますので、目立たないってどうなの?と思いましたが、その方がご近所への威嚇にならないとか、犯罪者が気づきにくいので鮮明な証拠が得られやすい、といった専門家の意見もあるようです。

ドアホンとの連携が前提のカメラ

 この防犯カメラは、パナソニック製のドアホンとの連携が前提の設計になっています。元々の一条工務店の標準インターホンは「MT101」と呼ばれるもので、こちらのドアホンだと新しいパナソニック防犯カメラと接続できないため、「MT91」と呼ばれるVL-SVD505KFのドアホンをオプションで選ぶ必要があります(価格は+3万程度)。しかし、このドアホンでは2台までしか接続できないのがデメリットです。

 さらに上位グレードであるVL-SWE750KFをオプションで選ぶと、最大4台のカメラを接続することが出来ます。画面も7インチとなり、防犯カメラ映像もかなり見易くなります。デメリットは価格で、2024年時点で+77,600(税抜)かかります。

 私は3台設定したかったので、やむを得ずVL-SWE750KFを選択しました。実際の画面を見ると下記のような感じです。映像は128GBのSDカードを使う前提だと、最大3000件まで保存が可能です。

 このドアホンには、ご自身で設定したWi-fiで無線接続をします。もし有線で接続しておきたい場合は設計士に言っておかないと付けてくれないのでご注意ください(特に無線でも問題ないかとは思いますが)

外壁に設置された防犯カメラにLANケーブルが接続されており、そのLANケーブルは室内の情報ボックス内に繋がっています。どれがカメラのLANケーブルなのか非常に分かりにくいので、私は自身で分かるようにカメラ①、②、③とマスキングテープを追加しておきました。

このケーブルをWi-fiのルーターに接続して無線で飛ばし、ドアホン側もルーターと同じネットワークに接続することで防犯カメラの映像がドアホンに映るようになります。

スマホ連携

 防犯カメラの映像はスマホでも確認ができます。専用のアプリをダウンロードし設定することで実現できます。実際の映像の見え方は下記のような感じです。

 結構綺麗に見えますので、昼間であれば誰が映っているのかは、ほぼ判別することが可能です。

 ドアホンの映像はこちらです。怪しいセールスが来た場合には当然ですが出ません!夜でも人物の判別は可能なのですが、持っている書類の情報までは判別が難しいです。

それ以外の基本機能

 お隣さんへのご配慮だったり、人通りが多すぎるために一部分だけセンサを反応させるといった機能も付いています。ドアホン内での設定で簡単に調整可能です。

 また、子機も標準で1台付いてきます。子機側でもドアホンやカメラ映像を確認することが可能です。

 それ以外だと、カメラが検知する度にドアホンに映るのですが(スマホでも設定可能)、頻繁に反応されるとウザい場合には「鳴り分けの設定」でカメラ毎にドアホンへ映像を流すかどうか設定を変更できます(流さなくても録画はされます)。

市販のオススメ防犯カメラ

 打ち合わせの段階で、防犯カメラ位置の完璧な設定をするのは難しいと思いますので、筆者も結局市販のモデルを買い足しました。

下記ご紹介のカメラはWi-fi接続でソーラー充電やバッテリー充電の商品のため、LANケーブルや電源の配線が不要なタイプです。雨樋やエアコン配管に設置する純正オプションを入れ損ねた方や、追加で検討している方の参考になれば幸いです。※取付レポートは別途アップ予定です

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まとめ

 以上、一条工務店で設定された最新のパナソニック製の防犯カメラ(センサーカメラ)のご紹介をしました。所感としては、カメラ性能としては最低限であり、ズームしてもハッキリ分かるレベルの性能が欲しい方にはオススメは出来ません。

一方で、以前よりは映像も鮮明になっており、昨今の物騒な世の中における防犯の観点では使える商品だと思いますので、施主支給で色々と調整するのが面倒な方は、一旦選んでおくと良いと思います。

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