本日は、一条工務店の純正の門柱について解説したいと思います。
純正の門柱は外壁と同じタイル仕様
我が家が初めて一条純正の門柱を見たのは、住まいの体験会で見た展示品でした。十分な容量の宅配ボックスが付いて、外観もタイルで家とのマッチングが良いのに、870mm幅で税抜き12万というコスパの良さに魅かれ、最初から設置するつもりで外構の計画を立てていきました。※写真は620mm幅です

写真のとおり、表札、インターフォン、門柱灯が標準で設置されます。
設置は外構業者に依頼する
一条工務店自身では門柱の設置は行ってくれませんので、自身で外構業者に依頼する必要があります。取付工賃は業者によって全く変わってきますが、我が家の場合は外構工事全体の中に組み込みましたので、良心的価格で3万程度でやって頂きました。業者によっては10万以上で見積出してくるボッタクリ業者もおりました。
といいますのも、門柱の設置は基礎含めてかなり手間がかかるので、実際は5万前後が相場かもしれません。
下記写真のように門柱ユニットは、引き渡し時に敷地に木箱でドカっと置いてあるだけです・・・。結構なインパクトがあります。

木箱から取り出すとユニットが現れます。宅配ボックスも、Amazonヘビーユーザーでも対応できるぐらい容量はあります。

門柱の取付手順
取付手順については、一条側から詳細の取付説明書を受け取るので、これを外構業者に渡して取り付けてもらいます。見積の際にも持参すると正確に工数と費用を見積もってくれるはずです。

一番重要なのが基礎ですが、深さ30cmの穴を掘ってそこに門柱を差し込み、コンクリートで埋めるというのが固定方法です。

よって、水道管と干渉しないか設計段階から設計士と調整しておくことをオススメします。私の場合は給水側の水道管の経路が門柱設置場所と干渉することが事前に分かったので、上手く避けてもらいました。
その他、カーポートを設置する可能性がある方も、柱の基礎と水道管と干渉してしまう可能性がありますので、外構計画も打ち合わせ終盤から平行してスタートして、水道配管が後で外構計画を邪魔しないようにしないといけません。そんな余裕はないという方がほとんどだと思いますけど・・・頑張りどころです。
門柱の基礎
外構業者さんが取り付けているのを、合間で観察していたのをご紹介したいと思います。まず30cmほどの穴掘り。

その上に門柱を仮固定して水平に。

位置が決まったらコンクリートを流し込みます。

我が家は門柱の周りをコンクリート洗い出し仕上げ、一部をタイルで囲う外構計画でしたので、門柱自体の固定は一旦完了し仮固定を外します。

土間コンクリートが、門柱の仕上がり高さまで来たら完成です。

宅配ボックスの容量
我が家はAmazonでよく買い物をしますが、容量が大きいので宅配ボックスが詰まって困ったことはありません。特大荷物以外は何とかなる大きさだと思います。

鍵もかけられる仕様になっていますが、説明分が少々分かり辛いので、忙しい宅配業者が鍵をきちんとかけて扉を閉めてくれる確率は結構低いです。「①伝票を入れる」というところが間際らしい気がするのですが、特に伝票を差し込まなくても、単純にボタンを押して閉めればロックがかかります。
我が家の場合は後日、自身で目立つようにボタンの場所にシールを貼って、シンプルな説明文をマスキングテープで記載したものを張り付けて対策をしました。それでもロック比率は半々といったところです^ ^;

まとめ
以上、一条工務店の純正門柱のご紹介でした。外構業者で同クラスの門柱を付けると20万は超えてしまうケースも多いかと思います。外壁ともマッチしますし、使いやすい仕様だと思いますので、興味のある方は一度検討してみてください。

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