本日は、一条工務店との契約後の、グランスマートの実際の坪単価についてご紹介したいと思います。私は太陽光や蓄電池、さらぽかなどの大物オプションをかなり採用したため、高めの坪単価になると思っていますが、同仕様で比べた時には一条工務店のコスパはそれでも良いと思います。
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グランスマートのフル装備で坪単価は約104万円 (太陽光＆蓄電池無しで約98万)
下記の見積りは、打ち合わせが全て完了し工事着手承諾書へのサイン時点での最終見積りです。建築面積が約37坪で総額3861万円(税込)なので、おおよそ坪単価が104万円ぐらいでした。
こちらはオプションを多数設定した場合の金額になり、オプション金額の総額は595万円です。その内の約半分が12.7kW太陽光 ＆ 7kWh蓄電池(約242万)によって占めますが、後ほど解説しますが、この金額は電力業界では非常に安価であると言われています。
太陽光＆蓄電池抜きの場合は約98万が実施の坪単価です。
ご注意頂きたいのは、筆者の場合は法人割引2%の適用があるのと、2023年4月に仮契約をしているため、本記事を記載している2024年の時点よりも若干安いはずですので、その点ご留意ください。仮契約は坪単価を固定できるため、一条工務店を本命に考えている人はやっておいた方が良いと思います。
各オプションのコスパを解説
本記事を書いている時点では、まだ建築中のため、建物完成後に実際の写真を添えて、各商品の解説をしたいと思いますが、この記事では、各オプションを商品魅力度とコスパの視点で解説したいと思います。
太陽光パネルと蓄電池 : ￥2,418,600(税抜)
商品魅力度
コスパ
一条工務店で家を建てるなら、太陽光と蓄電池を採用しない理由はないと思います。電力業界で働く知り合いに聞いても、この価格は相当安いそうです。電気代は毎月ほぼかからなくなるどころか、売電による収入が期待できるため、元が取れるのは間違いないと思います。
下記は、一条工務店から貰ったシミュレーション結果です。メンテナンスや売電価格の減少等を考慮しても、約10年3か月で元が取れるという計算になっています。
また、一条工務店の太陽光パネルが安い理由として、屋根一体型のパネルを採用していることが挙げられます。こちらを実現するための屋根材技術が一条工務店の特許事項で、他社は採用しようとしないため、外観デザインも損なわずに大容量の太陽光パネルを採用することができます。
また、パネル自体を得意の内製化していることも大きな理由かと思います。ちなみに、蓄電池をもう1台追加(約60万)することも出来ますが、あまりメリットはありませんでした。
(引用元：メグリエ)
こちらの記事でも詳細まとめていますので、ぜひご覧ください。
2倍耐震(超高耐震性仕様) : ￥112,500(税抜)
商品魅力度
コスパ
一条工務店の２倍耐震は、大地震でもタイル外壁や、クロスすら破損しないことを目指して設定されたものです。
(引用元：一条工務店)
壁の一部に、ミッドプライウォールと呼ばれる合板を追加することで、ねじれに強い構造が実現できるようです。巨大地震が見込まれる中で、11万程度でしたら地震保険に入るよりよほど安心できるかと思い採用しました。
天井埋没型スピーカーシステム(JBL製) : ￥53,300(税抜)
商品魅力度
コスパ
こちらは宿泊体験した家に装備されていて、採用を決めた商品です。5万程度で高品質なスピーカーシステムが手に入るとのことで、色々調べてもコスパが高いと評価されているものです。
個人的には、少々天井面がゴチャゴチャする感があるので★1つマイナスですが、ダウンライトやナノイーなどの位置とのバランスを工夫し、シンプルになるように心掛けました。
全館空調さらぽか : ￥558,100(税抜)
商品魅力度
コスパ
さらぽかは、真夏に一条のオープンハウス(引き渡し前の家見学会)に参加した際に、冷房を付けていない状態でも十分に過ごせる状態であったことに驚いたことがキッカケです。さらに、一条工務店の家は断熱性が高いため、湿度が高い日は室内がムシムシした状態になりがちで、それも各見学会で感じていたことでした。
さらぽかを採用することで、年中快適な環境を作ることが出来ると確信し採用に至りました。ただし、お値段が高いため、全室エアコンを付けるつもりであれば、不要になるかもしれません。
私も今後の夏を本当にこれだけで乗り切れるのかという不安、さらに隠蔽配管の魅力から(後述)、結局全室にエアコンを付けてしまったため、もしかしていらなかったかな、、、と思ってたりします。
(引用元：一条工務店)
各居室には下記のようなサーキュレータが天井に設置されます。※面積の狭い書斎や納戸、洗面脱衣室などには設置されません。
先行配管(隠蔽配管)エアコン : ￥352,000(税抜) ※4台分・ダイキン製
商品魅力度
コスパ
一条工務店のエアコンは、実はオトクに買えると思っています。最新のダイキン製で設置費込みで1台88,000万で、家電量販店で買うとの大きな差はありません。やはり魅力は隠蔽配管だと思います。
通常は、下記の写真のように2Fにエアコンを設置しようとした場合に、超長配管を1Fまで伸ばさないといけませんが、隠蔽配管はその名の通り壁の中に隠してしまうタイプで新築時にしか施工できないものです。
一方で、上述したように、さらぽかも付けてしまったのですが、エアコンの必要要否は住んでみないと分からず、、、私の場合は思い切って全室付けました。
一方で、先行配管には注意すべき点があります。こちらの実体験はこちらの記事にまとめておりますのでご参考ください。
一条工務店 オリジナル門柱(870mm幅) : ￥120,000(税抜) ※写真は620mm幅
商品魅力度
コスパ
こちらは外構業者からも安いと言われた一条工務店のオリジナル門柱です。宅配ボックス付きで、タイルも一条純正のため、統一感の出せるのも魅力です。870mmと620mm幅の2 typeが用意されています。
取り付け費は外構業者によりますが、私の場合は2.5万(税込)程度で実施してくれました。
奥行もそこそこあります。
書斎ユニット(6尺✖6尺) : ￥97,000(税抜)
商品魅力度
コスパ
この大きさと収納力でこの値段はコスパが良いと思います。しっかりとした机や棚を買おうと思うと似たような金額が結局かかると思いますので、それであればデザインの良さと品質から一条オリジナルの書斎ユニットはオススメできます。
色はグレイスシリーズと同様の4色から選べます。
グレイスカップボード(家電収納式) : ￥236,300(税抜)
商品魅力度
コスパ
カップボードも一見値段が高いですが、収納力とリビングでのデザイン性を考慮すると、選ばない理由はありません。私の場合は工場見学の抽選会で中央部のカップボードが当たったため費用はかかっていませんが、当たらなくても採用したと思います。
オプション購入したのは家電収納式のカップボードで、当初は写真のように最下段にゴミ箱がおけるタイプにしようかと思いましたが、カップボードの上にゴチャゴチャと家電を置きたくなかったため、家電収納式を採用しました。
オープンステア : ￥20,000(税抜)
商品魅力度
コスパ
オープンステアを間取り上の問題から諦める人も多いと聞きますが、やはりリビングでの吹き抜け+オープンステアは一度は採用したいですよね。私も諦めずに採用を決めました。値段は差額でたった2万円で採用できます。
後悔のない家づくりに向けて
オプション品の検討は、間取りの検討と切っても切り離せない関係のため、苦労を伴うことも多いです。まずは自分に合った間取りがあって、そこからオプション品を検討する方が、余計なオプションを付ける必要もなくなります。
私ももう少しリビングを広くしておけばよかったと後悔したり、このオプション付ければ良かった、もしくは逆にいらなかったな、といった後悔が少なからずあります。
間取りを無料で検討してくれるタウンライフが提供するサービスもありますので、上手く活用して設計士にぶつけるネタに使うなど、ご自身が納得できる家作りに繋げてください。
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まとめ
一条工務店の実際の坪単価に加え、グランスマートにおける商品魅力度とコスパの良さという視点で、オススメのオプション品をまとめました。一見高く見えても、ずっと住む家であればその恩恵が得られるものばかりだと思っています。
また、展示場訪問前に紹介制度を使うと、契約時に最大30万相当のオプション品がプレゼントされますので、ご興味のある方はこちらもご参照ください。
以上、これから一条工務店を検討される方の参考になれば幸いです。
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